【Who Moved My Cheese? ~チーズはどこへ消えた?~】を読んで②
こんにちは!
スペンサー・ジョンソン著、門田美鈴訳のチーズはどこへ消えた?の続きのストーリーと感想を早速ですがご紹介します!
ストーリーと格言、それに対する感想~続き~
古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズが見つかる
そしてついに新しいチーズのかけらを見つけることに成功し、ヘムの元へ戻った
これについては捨てる勇気、自分から変化に飛び込む勇気が重要であると言っていると思いました。
本当に新しいチーズが見つかるかは分かりませんが、少なくとも行動を起こすことで変化に対応できる可能性は高くなるかなとは思います!
チーズがないままでいるより、迷路に出て探した方が安全だ
ヘムにチーズを渡すも、ヘムは「慣れていたあのチーズが欲しいのだ」と語った
残念だったが、ホーはもう恐怖に支配されておらず、新しい方向に進めた自分を嬉しく思うと同時に、改めて、人が恐れている事態は実際は想像するほど悪くはないと思った
この部分では、変化に対応することを拒み、従来のものではないと嫌だと感じる人がいることを示唆していると感じました。
そして実際にそうだと思います。
よく話題になっていますよね、頭の硬い上司が〜みたいな。。
僕は今のところ出会っていませんが。
慣れ親しんだやり方が悪いとは言いませんが、僕のようにIT系の人にとっては、日々変わりゆく技術を学び、受け入れなければ衰退するのみだと改めて思いました。
従来通りの考え方をしていては新しいチーズは見つからない
ホーは、変化に驚くのは、予期したり期待したりしていないからだと思った
まさにその通りであって、特にこれに関しても感想はありませんでした。
イノベーションを起こすことができるのはこの考えを突き詰めて行った人なのかな?と思った程度です(笑)
新しいチーズを見つけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える
ホーは、人は考えを変えると行動が変わり、全ては考え方次第だと思った
これもその通りですが、ゴールの明確化と、それに対していかにポジティブに取り組むことができるかを教えてくれていると思います。
以前ご紹介した、「エッセンシャル思考」「エフォートレス思考」でも「楽しむこと」の重要性が取り上げられていました。
人の本質として、楽しみがなければ上手くいかないと教えてくれているのだと思います。
早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
そして今までのことを振り返った、、、
以上が物語でホーが気付きを得ながら壁に書き記して行った内容です!
そして最後に、以下のように気付いたと記されています。
- 物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で数早く動くこと
- 問題を複雑にしすぎないこと
- 恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない
- 小さな変化に気付くこと
- 自分が変わらなければ好転しない
3部目にあたるディスカッション
各々が生活に当てはめて議論
ここでは格言は登場しませんが、物語を受けて、物語を聞いていた人たちが議論している内容になっています。
ここではヘムとホーの性格から現実世界ではどういったことがあるかをより具体的にイメージできると思われます。
物語の内容を整理し、理解を深めるためにもディスカッションの内容をイメージしながら読むことが重要になりそうです!
まとめ
最後に、ホーがまとめとしてチーズの周りに書いた格言をご紹介します!
変化は起きる
チーズは常に持っていかれ、消える
変化を予期せよ
チーズが消えることに備えよ
変化を探知せよ
常にチーズの匂いを嗅いでいれば、古くなったのに気づく
変化に素早く適応せよ
古いチーズを諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる
変わろう
チーズと一緒に前進しよう
変化を楽しもう!
冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!
進んで素早く変わり、再びそれを楽しもう
チーズは常に持っていかれる
とのことでした。
なお、物語の最後には、
最も大事なことは、新しいチーズは常にどこかにあるということ
と述べられています。
常に新しい可能性を求め、変化に敏感になり、それに適応しなければ現代社会では生き残れないと思いました。
この本はそれを示唆的に表していて、何回か読まなければ完全にものにすることは難しいと思います。
そういうわけで、これからも読み続け、記事をアップデートしていきますね!
稚拙な文章で大変読みづらかったかと思いますが、これからさらに研鑽して参りますので、ぜひご意見・ご感想お待ちしております!
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