【コンサル一年目が学ぶこと】を読んで
こんにちは!
今回ご紹介するのは、元コンサルティング・ファーム出身で現在は経営者として活躍されている大石哲之さん著の「コンサル一年目が学ぶこと」です!
コンサルファーム出身後、活躍されている方々へのインタビューから、入社後から何年も経った今でも大事だと考えている「話す技術・考える技術・マインドセット」について記載されています。
さらに大石さんご自身の経験談も記載されていてとても納得しながら読み進められます(^^)
僕はコンサルティング・ファームではないですが、業界としてはITコンサルの立ち位置であるため、入社時の研修ではこの本に書かれている内容を学んだ記憶がありました。
しかし、実際の日々の業務では全く活かせていません。
知っていることとできることは全くの別物であると痛感したと同時に、再度訓練を行いたいな、と思いました。
前置きが長くなってしまいましたが(^^;)いつものように、各章ごとの重要な点またはまとめと、それに関する気付きや感想をご紹介していきます!
話す技術
まずはコンサル流の話す技術のご紹介です。
この章の全体的な感想としては、いかに相手に重要な点が伝わり、そして相手を満足させられるかを意識する必要があると思いました。
入社後の研修でも、「相手意識」について学びましたが、改めて思い出すと同時に、欠落していたことを痛感しました。。。
それでは僕が取り組みたいと思った重要な点を3つご紹介します!
PREP法で話す
こちらはよく言われていることですが、一応ご説明しますと、P(Point: 結論)、R(Reason: 理由)、E(Example: 例)、そして再びP(結論)、という話し方です。
ビジネスでは常識かもしれません。
しかし、日本人は言語的な理由から物語形式で話してしまうことが多いようで、僕も実際に物語のように話してしまうことがあります。
「何か言わなければ」と思い、取り止めのない話をしてしまうのです。
結論から話す、と考えながらミーティングに参加した際はできるのですが、急に聞かれた際にはあまりできていないと思います。。。
これは特に意識して取り組まなければ訓練できないと思いますので、普段の生活からPREP法またはそれに近しい形で話したいと思いました。
また、「何か言わなければダメなやつだと思われる」と思うことも間違いであると言っていました。
質問にすぐ適当に答えることの方が尚更浅はかだと思われてしまうようです。
思い付きで話すのではなく、就活の面接の時のように少し時間をもらって整理してから結論から話したり、ミーティング前に話すことをしっかり整理することを意識したいですね!
相手に理解してもらえるように話す
これも基本だと言われたらそこまでですが、果たして実際にできているのだろうかと思います。
この節で印象に残っていることは「相手は何も知らない」という前提で話すことです。
というのも、僕のような新人からしたら自分の知っていることは先輩や上司も知っていると考えてしまい、詳細を省いて説明してしまう節があると思ったからです。
これも「相手意識」の不足から来るものだと思いました。
またこの話を僕の社外のメンターの方にアウトプットした際、「"こそあど言葉"もよくない」と言われていました。
これからは常に相手は何も知らない前提で接し、知っているようだったら省く、という形で進めていきたいですね!
加えて「無言は無理解のサイン」という点も印象に残りました。
実際僕もあまり理解していない時は無言になってしまいます。
相手の理解度を推し量る時の目安にしたいと思いました!
相手の期待値を把握する
この章の中で最も重要な点だと思います。
これは、コンサル出身者にビジネスとは何か、と聞いた際にほぼ全員が「相手の期待を越え続けること」と答えたそうです。
クライアントの期待値を推し量り、それを越えることがビジネスとのことでした。
そしてさらに、上司の期待値を超えていくことも重要とのことです。
そこで僕は、上司の期待値はどれくらいなのか、それを把握するためのツールが報・連・相だと思い、ただの行動ではなく、目標や何を求めているかを理解し、明確化するためのツールとして活用する必要があると思いました。
クライアントからの評価はもちろん、社内での評価獲得のためにもこれからは大切にしていきたいと思います!
考える技術
お次は思考術です。
問題解決のための思考技術はすでに体系化されています。
そしてそれを研修でやりました、、、が!
この本を読んで「そういえば、」と言った現状です。。。
復習を兼ね、そしてこれから活用していけるよう、特に実践していきたい2点をご紹介します!
雲雨傘論
こちらも問題解決では基本かもしれませんね、すみません。
ですがこちらも普段から意識して考えないといけないと思いました。
というのも、僕は何かを説明する際、現状を説明(雲)した後、すぐにどうしたら良いか(傘)を言ってしまったり、現状を説明(雲)した後に問題点を述べる(雨)で終わらせる、と言ったことがあるからです。
これからは「事実」「私の解釈」「推奨アクション」というテンプレートを用意して調査にあたることで訓練したいと思います!
またこれは話す技術にも当てはまると思います。
相手意識を持って相手に伝わるように整理して話すことの土台につながると思います。
相手に伝わるようにするために「雲雨傘論」で考える。
これをセットにしたいと思います!
重点思考
エッセンシャル思考やエフォートレス思考でも出てきましたが、パレートの法則を用いることです。
パレートの法則とは、80 %の成果は残りの20 %からなる。と言ったように、大多数は残りの小数から形成されているということです。
つまり、業務でも20 %を見極めて取り組めば80 %が出来上がるということです。
そしてこの20 %を見極めることが重要です。
そのためには、受動的に取り組むのではなく、能動的に自分の頭で考えることが必要だと思いました。
自分なりの意見を持って20 %を見極め、フィードバックをもらう、といった一連の流れをこれからは重視したいと思います。
さらに本の中では、残りの80 %を捨てることも重要だと言われていました。
そうすることで不要なことをせずに作業効率が上がり、考える時間をより使うことができるとのことでした。
マインドセット
こちらはプロフェッショナルとしてのマインドセットについて述べられていました。
ここでもまた僕が強く印象に残った点についてご紹介します!
喋らない会議に出るな
これはかなり強めのメッセージですが、実際に自分が上司になったらそう思うかもしれません。
会議で無言でいるのは参加していない事と同じで、チームに貢献できていないとのことでした。
僕も3回に1回くらいほぼ何も話さずに終了する会議があります。
オンラインだから話を遮ってしまったり、的外れなことを言って会議の進行を妨げたりすることが恐ろしくて思いついたことがあっても発言ができない時があります。
ですがある時、ふと発言した際に僕の先輩が「ガンガン発言して爪痕を残して欲しい」とおっしゃっていました。
その言葉に勇気づけられ、今は昔よりも発言する機会が増えました。
ですがまだまだですね。。。
チームに貢献しているかという目線で見ると、そこまでかもしれません。
新人なりに知恵を絞って何か言わなければいけないなと思いました。
まとめ
ビジネスマンとして重要な「話す技術・考える技術・マインド」についてご紹介しました。
では本ブログでのご紹介内容をまとめます!
話す技術
- 相手に伝わるように話す
- 期待値を超えるため、コミュニケーションで推し量る
考える技術
- すでに体系化された思考術があり、それを学び訓練する必要がある
- 自分で考え、自分で判断しなければならない
- 考えた結果を上手く相手に伝わるように話さなければならない
- 自分がプロであることを意識しなければならない
- 会議では自分自身の考えを持ち、発言しなければならない
- 発言は遠慮ではなく無貢献である
以上です!
コンサル業界のイメージにふさわしい内容であったと感じると同時に、自分はまだまだできていないと思いました。
書籍の内容を自分のケースに当てはめた時、「こうすべきだった、」というように思ったからです。
ただここで気づけたことは良かったと思います。
また僕は作業ができるかどうか聞かれた際、「ちょっとやってみないとわからないですがとりあえずやってみます。」と答えることがあります。
これも反省すべき点だと思いました。
やる前にやり方を考え、そこから判断したいと思います!
これから日々訓練し、また同僚にアウトプットして自分のものにしていきたいですね!
アウトプットに関する書籍はこちら
無駄なことをしない仕事術はこちら
【App Builder要点まとめ④】
こんにちは!
これまでのApp Builder要点まとめはいかがでしたでしょうか?
本来なら問題形式で載せたいんですが、、、
著作権等の問題のために引き続き要点まとめでいきますね(^^)
基本的には問題を解いた上でそれに関する答えをノートにまとめていますので、
本ブログでも問題文+解答といった形での記載になります。
なので、ここに書かれていることを丸々覚えちゃえば試験対策になると思います!
それではいきましょう!!
プロセスビルダーの使用
- ビジネスプロセスのバックグラウンド処理
- レコードが変更された時
- プロセスから呼び出された時
フロービルダーの使用
- 画面フロー(ウィザード形式で画面上で処理する)
- ボタンまたはリンクのクリック
- 対象のLightningページにアクセス
- プロセスが開始
- Apexがコール
- レコードトリガーフロー
- バックグラウンドでの処理
プロセス・自動起動フロー
- 有効なまま送信変更セットに入れるには、Apexテストが必要
ワークフロールール・承認プロセスで無視できる
- 入力規則
- FLS
- レコードタイプへの選択リスト値の割り当て
子レコードの項目を使用した親レコードの更新
- ワークフローは不可
- Apex・フローは可
レポート
レポート種類 | |
---|---|
サマリーレポート | |
マトリックスレポート | |
結合レポート |
Full Sandboxのリフレッシュ
- Productionへの大規模リリース後
IMAGE関数
(試験では)
- IF, CASEと組み合わせて、図を表示
クロスオブジェクト数式
- 主従関係・参照関係どちらも使用可能
カスタムボタン・リンク
- Lightning ExperienceではJSをコールするカスタムボタンは非サポート
- 個人取引先レコードにて取引先用のカスタムボタン/リンクの使用可
同様なレコードタイプを使用するプロファイル毎に、いくつかの異なる項目を使用する
- 2つのプロファイル、2つのページレイアウト、1つのレコードタイプを使用
結合レポートの注意点
- クロスフィルターは非サポート
- フィルター表示の列は非サポート
- バケットフィルターは非サポート
詳しくはこちら
レポートタイプの注意点
- クロスフィルター: カスタムレポートタイプのみ
- FLSを無視できる: 標準レポートタイプ
ワークフロー数
- 各オブジェクト50個まで
- 最大呼び出し深度 16
カスタムリンクのユースケース
- レコード作成ページへ飛ぶ
- 外部システムへ飛ぶ
- レコードを更新するプロセスを呼び出す
手動でのレコード共有先
- ユーザー
- 公開グループ
- ロール
ダッシュボードを削除
今回はここまで!
いかがでしたか?
主に英語での問題集の答えと、キーワードを日本語訳して載せています。
そのためこれを覚えればApp Builder対策にはなります!
ですが単に無機質的に覚えるだけでは味気ないと思いますので、是非Developer Editionで実際に触ってみながら学習すると効果的ですよ!
③はこちら
【App Builder要点まとめ③】
最近は読書内容についての投稿が多くありましたが、今回はSalesforce 認定Platform App Builder試験における要点まとめを投稿したいと思います。
キーワードとそれに関する詳細内容、そしてそのリファレンスもご紹介していきます!
それと同時に、試験の予想問題の回答になる形で記載している箇所もあります。
こちら覚えておけば、試験は問題なくクリアできるでしょう!
それでは早速いきましょう。
積み上げ集計項目の計算
- SUM: 数値型・通貨型・パーセント型
- MIN or MAX: 数値型・通貨型・パーセント型・日付/時間型
- TODAY()やNOW()関数といった"オン・ザ・フライ計算"は使用不可
Sandboxについて
種類 | 更新間隔(日) | データ容量(GB) | テンプレート |
---|---|---|---|
Developer Sandbox | |||
Developer Pro Sandbox | |||
Partial Copy Sandbox | |||
Full Sandbox |
スナップショット
- 履歴データに関するレポート
- サマリーレポート or 表レポートの結果を使用
連動選択リスト
- チェックボックス
- 制御項目だが、連動項目ではない
- 複数選択リスト
- 制御項目ではないが、連動項目である
- カスタム選択リスト
- 制御項目であり、連動項目でもある
- 標準選択リスト
- 制御項目であるが、連動項目ではない
詳細はこちら
特定の権限セットの自動割り当て
- ユーザオブジェクトへフローを作成
ページレイアウト上のレポートチャートソースとして利用可能
- マトリックスレポート
- サマリーレポート
Salesforfce Mobile Appのカスタマイズ
- ローディングページのロゴ
- ヘッダーと検索バーの色
- ローディングページの背景色
実行順序が保証できる自動化ツール
- Visual Workflow(現在は廃止)
- Process Builder
項目型の変更
- データは失われない
- Text型 --> 自動採番型
- 外部IDで使用されている数値型 --> Text型
- データは失われる
- 日付型 --> 日付/時間型
- 日付/時間型 --> 日付型
- 他 --> 通貨型
- 数値型 --> 他
- 値の長さが異なる数値型 --> 通貨型
などなど、、、詳しくはこちら
ページレイアウトでは見られるが、レポートでは見られない
- レコードに値が入っていない
再評価されたワークフローの後に実行されるアクション
- 有効なエスカレーションルール
- 条件ベースの共有ルール
- 事前に実行されたワークフロールール
プロファイルを含まずに変更セットでカスタムタブをProductionへ送信
- 全ユーザに対してカスタムタブは隠される
個人取引先
- 他の個人取引先とのみマージ可
- 取引先階層には含められない
- 常に他の取引先または取引先責任者と間接的に結び付けられる
項目更新後のワークフロールールの再評価
- さらなるワークフローの呼び出し
- 組織の制限を超えうる再帰ループが生じる
直接的なメタデータの変更
- VisualForce Page
- 入力規則(Validation Rule)
- どちらもVから始まると覚えればOK
- レポート&ダッシュボード
標準Lightningコンポーネント(一部)
- VisualForce Page
- リストビュー
- リッチテキスト
商談レコードタイプにて選択可能な標準項目
- リードソース
- 種別
レポートの値をハイライト
- 条件付き書式
結合オブジェクト使用時のセキュリティ設定
- 参照フィルター項目を主・副どちらのオブジェクトに関連するように作成
- 主オブジェクトに参照権限を付与する所有者ベースの共有ルールを設定
レポート承認後のフィード投稿自動化
- Feed Track
コンパクトレイアウト
- プライマリーコンパクトレイアウトとしてレコードタイプへ割り当てられる
- 割り当ては一つのみ
- 複数のレコードタイプへ割り当て可
- 割り当てた項目に対してアクセス権がない
- レイアウト上の次の項目が表示される
詳しくはこちら
条件のキューの通知
- エスカレーションルール
- プロセスビルダー
とりあえずはここまでです!
問題形式ではないですが、問題とそれに対する解答のような形で記載している箇所があります!
なのでトピックとその下の内容をどちらも覚えていけば、試験はバッチリですよ!!
④はこちら
まとめ②に戻るにはこちら
【学びを結果に変えるアウトプット大全】を読んで
こんにちは!
今回ご紹介するのは、精神科医でありながら28冊(2018年時点)も本を書かれた樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」です!
樺沢さんは日本で最も情報発信をする精神科医で、「精神や身体を病む人をなくすこと」をミッションに掲げ、脳科学・精神科学の面から仕事術や自己啓発に関する本を書かれています。
その中でも、読書や勉強をする前に絶対読んでおきたい、こちらの本について感想や内容まとめをご紹介いたします。
実は1年程前にすでに読んだ本なんですが、こうやってブログでアウトプットするに至ったきっかけや、僕が将来物書きを目指すきっかけとなった一冊をご紹介しないのはちょっと寂しい気がしまして(^^;
再度読み直し、感想や重要な点をまとめましたので、こちらもお付き合いいただけましたら幸いです。
それでは早速いきましょう!
アウトプット大全は5つの章から構成されています。
そこで本ブログでは、各章ごとに「重要な気付き・実践したいこと・感想」について書き、最後に極力わかりやすく「まとめ」をご紹介したいと思います。
アウトプットの基本法則
ここではまずはアウトプットの重要性と、どういう考え方が必要かまとめ、感想をご紹介します!
インプットよりアウトプット
-
インプット
-
脳内世界が変わる
-
- アウトプット
- 現実世界が変わる
- 運動である
- 脳内経路が複雑なため身に付く
アウトプットは行動を変える事であるため、目に見える変化となります。
それに伴って、自身の周囲からの評価が変わり、昇進・昇級につながるとのことです。
僕は神経系の繋がりなど脳科学の分野はよくわかりませんが、明らかにアウトプットのメリットが大きいことは分かりますね。
確かに、脳内に入れた情報も使いこなせなければ、周囲からしたら脳内に何も入っていないことと同じと思いますし、学んだ内容は周囲に発信しなければ伝わらないなあと思いました。
4つの基本法則
アウトプットには、以下の4つの基本法則があります。
- 何度も使う(2週間に3回以上)
- インプットとアウトプットを繰り返す
- インプット3割・アウトプット7割
- アウトプットに対してフィードバック
この基本法則の4番ですが、これは他の方からの意見を求める必要があります。
それも理由の一つとして、本ブログで今までの読書内容を公開しているわけです!
自分の感想や気付きに対するフィードバックだけでなく、内容のまとめ方や書き方に対してもフィードバックいただけるかな、と思ったのです(^^)
これからも行動を変え続け、目に見える形でのフィードバックをいただき、改善を行うプロセスを回していきたいです。
伝わる話し方
こちらでご紹介するのは、アウトプットにあたる「話す」についてです。
内容をまとめながら、気づいたことや感じたことについてご紹介しますね!
断ることのメリット
エッセンシャル思考でも言われていたように、断ることはよくないことの行為のように思えますが、実はメリットが多くあるようです。
- 意思が強いと思われる
- 自分の時間を大切にできる
です。
1については、自分の人生の優先順位を守り、それを大切にする姿勢を見せることができ、意志の強さや貴重な存在であることをアピールできるようです。
2については、自己投資に回せる時間が増え、自己成長につなげられるとのことです。
確かに、仕事に手一杯で自己投資する時間がないことは現代の日本社会では課題の様ですね。
僕はいつも18時になったら余程のことが無ければ基本的には勝手に上がりますメールを出しています(笑)
そのおかげで健康的に自炊を行い、その後勉強したり、こうしてブログを書いたりできています。
ただ、断ることは勇気のいる行為だと思います。
新卒の僕にとって、現状そういった仕事はありませんが、将来優先順位に沿わない依頼をされた場合は、相手の気を損ねないような正当な断りをしていきたいです!
依頼してくれたお礼を述べ、断る理由と代替案を提示するといいようなので、そちらを意識したいですね。
ポジティブはネガティブの3倍必要
これはどういうことかと言いますと、良いチームを作る上で、ネガティブな発言をした場合、その3倍以上の数だけポジティブな発言をしなければならないということです!
ある実験からすでに明らかにされている内容とのことです。
僕はよく、面白半分でネガティブな発言をします。
これから先、チームとして活動する際に意図していない様に受け取られることは確実にあると思いますので、やはりネガティブな発言はしないに限りますね。
ネガティブな発言は0で、ポジティブな発言2くらいの割合で生きていきたいと思いました(^^)
能力を引き出す書き方
ではお次は、書き方についてです。
書き方はどちらかというと効率的に進められる仕事術のような内容がメインとなっていました。
手で書く
これはPCへ記録したり、スマホで打ったりではなく、アウトプットとして自己成長するためには手で書くことが必要だという意味です。
当然、スムーズに進めたり、素早く見やすく記載するためにはPCやスマホを使うことは推奨されますが、記憶に定着させるためには手で書くことが最も人間の脳科学の理に適っているというわけです。
手で書く行為はすなわち、運動にあたります。
運動することにより脳の注意の司令塔にあたる部分が刺激され、記憶に定着しやすくなるとのことです。
そういうこともあって樺沢先生は、読書時1冊につき3箇所の気付きを書き込むことを推奨しています。
それを受け、僕は各セクションに2箇所の気付きや感想をノートに記載することにしてます。
その後ブログという形で発信し、フィードバックをいただくというサイクルを回しているのです(^^)
まだフィードバックいただけていませんが...!!!!
念のためもう一度言いますが、
まだフィードバックいただけていませんよ...!
また、朝イチで仕事のTo Doリスト作成も推奨されています。
読んで以来、始業時にTo Doリストを作成して整理してから取り組んでいます。
そうすることで目の前の重要な一つのことに集中して取り組めていると思います。続けたいですね。
資料作成術
こちらは資料作成時に、ツールの利用の仕方で効率的に作成できるよ、というお話です。
具体的には、
- ノートに案書き出し
- ノートを分割して内容決め
- Microsoft Wordのアウトライン機能活用
- スライド作成
ということです。
実際に導入してみた感じだと、アウトライン機能は別に使わなくてもいいかな、といった感想です。
Wordで箇条書きが使えますしね。
とはいえ、ノートに案を書き出して、それをそのまま分割してスライドの案にするのはこれからやりたいと思いました。
大学院生の頃は発表資料作成はそのままスライドに書き出していましたが、こちらの方が迷いなく、また煩雑な試行錯誤なしで進められそうです!
また将来本を書くときのためにもこのやり方を習得しておいた方が良さそうですね(^_^)
結果を出すための行動
そしてアウトプットとしては最後の内容となります、行動についてです。
主に、どうすれば自己成長に繋げられるかといった内容で、心構えのニュアンスも含みます。
ここでも2点、僕が重要だと思い、これからも行い続けていきたいトピックについてまとめそれについての感想をご紹介します!
教える
今回は大分あっさりしたテーマですが、教えることがアウトプットの中でも最も力がつくとのことです。
エフォートレス思考でも出てきましたが、教えることができて初めて定着していると言えるようです。
また、新しい気付きを得られたり、さらに理解ができたり、教えている人の方が得られることが多いとのことでした。
また、教えることを意識して勉強することでその後の定着率が上がるという実験結果もあるようです。
やはりアウトプットをするには詳しくある必要があり、そして他人を納得させられるほどの理解が無ければ難しいということでしょうね。
僕はこのことを知ってから、Salesforce資格の勉強時に新しい知識を得たら他人に説明するかのように勉強しています。
外ではあまりできないですけどね(笑)
これからも何か新しい知識を得るときは、他人に説明するかのようにアウトプットして覚えていきます!
続ける
そして次は「継続は力なり」と言われているよう、続けることが大切だ、という内容です。
ちなみに僕の彼女の友達は「継続はりきなり」と言っていたようです(笑)
具体的には、続けるためにはどうすれば良いかを教えてくれています。
- 楽しむ
- 小分けにした目標を立てる
主に上記2点が重要です。
まず1点目。
くどいようですが、エフォートレス思考でも作業に遊びを取り入れることは重要だといっていました。
ドーパミンを分泌させることで、定着率を上げて継続させられるとのことでした。
確かに、人間であれば基本的には楽で楽しいことを行いたいですもんね。
僕は勉強自体が楽しいので特に何か工夫していることはないですが、仕事で辛い作業が入った際にはその作業に対して面白さを見つけるところから始めたいと思います!
2点目は、これはよく言われていることですが、ちょっと頑張れば達成できる目標をたて、それをクリアしていくことで継続ができると言っています。
これも実はゲーム要素がある楽しさかも知れませんね。
階段のように小分けにした目標を達成していくことで継続できると言っています。
これは広く言われている上、この本でも取り上げられているため、やはり共通認識として重要なんでしょうね。
僕はちょいムズな小分け目標はありませんが、朝の勉強が辛いなあと思う時は、いつも「ここでサボればこれから先一生サボるぞ・絶対に成功できないぞ」と言い聞かせてとりあえず朝の支度から始めています。
人生の長い目で見たら、仕事の資格取得は小分けにされた目標に該当するような気もしますしね。
トレーニング方法
そして最後が最も僕がお伝えしたかったことです。
多分、本ブログで最も役に立つことだと思います。
アウトプットの利点はわかりました。
アウトプットの仕方もわかりました。
そしてここでは、アウトプット力を伸ばすにはどうしたら良いかを教えてくれます。
7つ記載されていますが、その中でも僕が行ってること2つを中心にご紹介していきます!
残りについては本を読んでみてください(笑)
日記を書く
正直、初めて読んだとき、日記を書くことは本当にアウトプット力が伸びるのかな?と思いました。
実際今も力がついているかは分かりません。
ですが、日記を書くことで思考の整理や頭をスッキリさせられる事は実感できています。
他の人が見るわけではないので、その時に思った率直な気持ちを書き出してスッキリさせたり、失敗したときの状況を書き、二度と繰り返さないように整理したりできるのです!
ちなみに僕は大量に書く事は難しいという事で3行日記を採用しています。
1.良かった事、2.残念だった事、3.以上を踏まえて明日はどうするか
です。
ただ、ポジティブはネガティブの3倍必要とのことだったので、現状は2も良かった事を書くようにしています。
もし良くなかったことを書く場合は、「失敗したけど次はこうする!」というように最後はポジティブで終えるようにしています。
毎月の終わりに日記を振り返り、気持ち新たに次の月に進めています。
ある種の儀式のようなものになっていますね。
ブログを書く
こちらは主にフィードバックを得たり、自分を宣伝したりすることに使えます。
こうして僕がブログを書いているのも、将来のための練習として、です。
ちなみに読書感想文を書くことも推奨されていました。
そこで僕は、読書感想文を作成して、それをブログで公開してフィードバックをいただこうという作戦を取りました。
まだいただけていませんが...
発信することでいつか自分の力になると信じていますし、宣言することで続けなければ、という気持ちも芽生えました。
駄文や稚拙な文章が多いかも知れませんが、日々研鑽して、将来より良いものを提供できたら幸甚ですね(^-^)
まとめ
それでは最後にアウトプット大全の最重要な点についてまとめます!
- アウトプットは現実世界を変えられる手段ある
- インプット・アウトプットを繰り返して自己成長を遂げる
- 「話す」・「書く」・「行動する」がアウトプットに該当する
- 最もアウトプットとして効果的なのは、「人に教える行為」である
- フィードバックを得るため、恐れずに発信する必要がある
です!
いかがでしたか?
学んだことを自身の血肉にして行くにはアウトプットしなければ、ということですね!
僕がこうしてブログを書くに至ったのは以上の内容を受けてでした。
これからもより良い文章を作成し、早い期間で更新していきたいです。
発信することで継続せざるを得なくなりましたしね(笑)
是非ともフィードバックお待ちしておりますので、ご意見・ご感想よろしくお願いします!!
他の本はこちらから
【世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた】を読んで
こんにちは!
今回ご紹介するのは、MENSA会員の一人であり、たまにテレビでも見かけられる、中野信子さん著の世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみたです。
中野さんは、東大やフランスの研究所、そしてMENSAで"秀才"と呼ばれる人と関わってきました。
その方達を分析し、具体的なエピソードをもとにどのような傾向・特徴があるかが述べられています。
また、世界で通用する「頭のいい人」は単に秀才である訳でなく、脳科学の理に適った行動から、周りを巻き込む力があるとおっしゃっています。
そういった内容をまとめ、脳を活用してパフォーマンスを最大に発揮できる31の仕事術がまとめられている本です。
今回はその中でも、自分にとって大切なこと、または実践していきたいことをご紹介していきます!
それでは行きましょう!
「頭のいい人」はどんな人なのか
いくつか「頭のいい人」の特徴について述べられていました。
その中でも共通項をまとめると、人との関わり方がうまい
に尽きると思います。
周囲を認め、そして自身を認めさせられる。
改善の余地があるとして欠点の指摘も悠然と受け止められる。
という基本的な、他者と関わる力・スキルが高いと言えます。
その中でも、僕が最も重要にしたいと感じたことは
「アサーティブ・コミュニケーションを身につける」
です。
では、アサーティブ・コミュニケーションとは一体何なんでしょうか!
アサーティブ・コミュニケーション
アサーティブ・コミュニケーション(Assertive Communication)
これはなかなか聞き慣れない言葉かも知れません。
かく言う僕も、社会人になって初めて社内教育の資料で紹介されてから知りました。
アサーティブとは「自己主張」を意味しますが、ここでは「相手をリスペクトして自己主張をする」と言う意味です。
つまりアサーティブ・コミュニケーションとは、お互いにリスペクトし合いながらコミュニケーションを取るという意味に相当します。
アサーティブ・コミュニケーションで大事なこと
- 相手を議論で打ち負かす必要はない
- 笑顔を絶やさずに相手に耳を傾ける
- 自分の主張を曲げずにWin-Winを目指す
- 最初はとにかく相手に喋らせる
- 話上手よりも聞き上手
- リアクション & ミラーリング
- 常に相手のリスペクトできる点を探す
です。
僕は大学院生の頃、学会やチームミーティングでは自身の成果を誇らしげに報告する嫌いがありましたので、このスキルはかなり低いと思います。
加えて、負けず嫌いな性格も相まって、議論で打ち負かすことが快感になっているかのようにすら感じます。。。
一方、ちゃんとした話なら笑顔で聞くことはできると思っているのでこれからは、
を意識していきたいと思います!
意識しなくても上記が達成できたら、ミラーリングや話を聞きながらリスペクトできる点を探して会話に臨んでいきたいですね(^^)o
「頭のいい人」たちが心掛けていること
本からなんでも吸収
この内容は僕にとって新しい事というよりは、自分の行いを正当化できる強い味方として記憶に残っています(笑)
「先生の教え方が悪い。」「上司の指導がよくわからない。」というように、環境や周囲のせいにして、学習や研究、そしてもちろん仕事が進まないと嘆くと言う経験は多くの人にあったかも知れません。
ですが、本は自身で好きなように選び、そこから学ぶことができる「自分だけの先生」であると中野さんはおっしゃっています。
僕は、今まで会社の先輩に教えていただいたことにプラスして、さらなる力を付けられるよう日々の仕事を意識しながら読書をしています。
そのため、「こういう時はこうしたら良いのでは」というような、あたかも先生がアドバイスしてくれているかのように物事を考えられるようになりました。
また、少しのお金で好きな時間、好きな場所で好きなペースで読み、学ぶことができるのが本の素晴らしいところとおっしゃっていて、読書から学ぶことの大切さと利点を改めて認識できました。
楽観主義者
ここでいう楽観主義とは、「なんとかなる」ではなく、「やればできる」と考えることです。
そしてこれは自分だけでなく、チームメイトなど周囲の人間に対してもそうであるとのことでした。
どういうことか。
ここで言う「何とかなる」とは、確証は無いけど上手くいくだろう。
という、いわゆる「能天気」なニュアンスを持ちます。
一方、「やればできる」とは、今までの努力を信じている。
というニュアンスを持っています。
できることをきちんと行えば絶対に結果が出るという強い信念に基づきます。
そしてこれは仲間に対しても同様で、信頼し認めているからできると信じていることを意味します。
それらの礎(いしずえ)になるのは、誰もがベストを尽くして準備を怠らず、周囲の人に全幅の信頼を寄せることです。
僕は仕事ではまだまだ下っ端ですので、周囲には全幅の信頼を寄せていますが、これから後輩が増えた時も同様に、信頼し、そして信頼してもらえる関係を築きたいと思いました。
また、根拠のない自信がいかにクソか思い知らされたと同時に、自信を持つための努力を今まで以上に徹底したいとも思いました!
「頭のいい人」に近づくために
いつも自分の夢について考える
今まで読んできた自己啓発や仕事術の本でも同じように、「最終目的・ゴールを明確にする」に等しいことと言えます。
この本の中では、常に自分の目標を意識して行動することが大切だと述べられています。
目標を意識することで、達成に向けたステップに適う行動を取るようになります。
「エッセンシャル思考」や「エフォートレス思考」でもあったように、そうすることで自分にとっても今最も重要なことが判断できるようになると思います。
僕は将来、これまで読んできた仕事術や自己啓発本をもとに、「一般的な社員はどのように生活すれば成功できるか」といった内容の本を執筆することが夢です。
そこで現状は以下のようなステップで達成すべき"小目標"を立てています。
一番上が最終的な目標で、下に行くほど上を達成するための分割された目標となっています!
- 本を執筆する
- 仕事で成功する
- 自分なりの"成功"を見つける
- 本から学んだ内容を意識して生活する
- 読んだ本を毎冊アウトプットする ←今ここ
- 1ヶ月に最低2冊は本を読む ←継続
- 本から学んだ内容を意識して生活する
- 自分なりの"成功"を見つける
- 仕事で成功する
です。
ちなみに、成功に向けて他の勉強も行っていますが、今回は読書についてだけ記しました!
これからも、現在の小目標の精査とその達成のための訓練を続けていきたいです(^^)o/
脳内に検索タグをつける
こちらは、学んだ内容をいつでも引き出せるように覚え方を工夫することの必要性についての内容です。
具体的には、覚えたいことをイメージとして捉え、目につきやすいところに置いたり、五感を刺激して覚えたり、思い出したいときに「あのアレか」といったように何かの手がかりをつけておく事のようです。
記憶力が良いというのは、必要な情報を必要な時に引き出せる事と述べられていて、まさにその通りだと思うと同時に、アウトプットの重要性を改めて感じました。
さらに、タグ同士を結びつけることも重要と言われます。
「エフォートレス思考」でもあったように、学んだ内容を結びつけて考える事で、新しいチャンスを生み出せることが最大の利点だと思いました。
今までのイノベーションも関係の無いようなものが結びついてできたと言われているように、これからは物事を結び付けて考えることで、ユニークな発想を意識していきたいと思います!
いかがでしたか?
今回ご紹介しているのは31個の仕事術のうちのほんの数個となっています。
ここでは紹介しきれなかった有益な情報もまだまだありますので、ぜひ書店でチェックしてみてください!
ご意見・ご感想お待ちしています(^^)o
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【Who Moved My Cheese? ~チーズはどこへ消えた?~】を読んで②
こんにちは!
スペンサー・ジョンソン著、門田美鈴訳のチーズはどこへ消えた?の続きのストーリーと感想を早速ですがご紹介します!
ストーリーと格言、それに対する感想~続き~
古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズが見つかる
そしてついに新しいチーズのかけらを見つけることに成功し、ヘムの元へ戻った
これについては捨てる勇気、自分から変化に飛び込む勇気が重要であると言っていると思いました。
本当に新しいチーズが見つかるかは分かりませんが、少なくとも行動を起こすことで変化に対応できる可能性は高くなるかなとは思います!
チーズがないままでいるより、迷路に出て探した方が安全だ
ヘムにチーズを渡すも、ヘムは「慣れていたあのチーズが欲しいのだ」と語った
残念だったが、ホーはもう恐怖に支配されておらず、新しい方向に進めた自分を嬉しく思うと同時に、改めて、人が恐れている事態は実際は想像するほど悪くはないと思った
この部分では、変化に対応することを拒み、従来のものではないと嫌だと感じる人がいることを示唆していると感じました。
そして実際にそうだと思います。
よく話題になっていますよね、頭の硬い上司が〜みたいな。。
僕は今のところ出会っていませんが。
慣れ親しんだやり方が悪いとは言いませんが、僕のようにIT系の人にとっては、日々変わりゆく技術を学び、受け入れなければ衰退するのみだと改めて思いました。
従来通りの考え方をしていては新しいチーズは見つからない
ホーは、変化に驚くのは、予期したり期待したりしていないからだと思った
まさにその通りであって、特にこれに関しても感想はありませんでした。
イノベーションを起こすことができるのはこの考えを突き詰めて行った人なのかな?と思った程度です(笑)
新しいチーズを見つけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える
ホーは、人は考えを変えると行動が変わり、全ては考え方次第だと思った
これもその通りですが、ゴールの明確化と、それに対していかにポジティブに取り組むことができるかを教えてくれていると思います。
以前ご紹介した、「エッセンシャル思考」「エフォートレス思考」でも「楽しむこと」の重要性が取り上げられていました。
人の本質として、楽しみがなければ上手くいかないと教えてくれているのだと思います。
早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
そして今までのことを振り返った、、、
以上が物語でホーが気付きを得ながら壁に書き記して行った内容です!
そして最後に、以下のように気付いたと記されています。
- 物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で数早く動くこと
- 問題を複雑にしすぎないこと
- 恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない
- 小さな変化に気付くこと
- 自分が変わらなければ好転しない
3部目にあたるディスカッション
各々が生活に当てはめて議論
ここでは格言は登場しませんが、物語を受けて、物語を聞いていた人たちが議論している内容になっています。
ここではヘムとホーの性格から現実世界ではどういったことがあるかをより具体的にイメージできると思われます。
物語の内容を整理し、理解を深めるためにもディスカッションの内容をイメージしながら読むことが重要になりそうです!
まとめ
最後に、ホーがまとめとしてチーズの周りに書いた格言をご紹介します!
変化は起きる
チーズは常に持っていかれ、消える
変化を予期せよ
チーズが消えることに備えよ
変化を探知せよ
常にチーズの匂いを嗅いでいれば、古くなったのに気づく
変化に素早く適応せよ
古いチーズを諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる
変わろう
チーズと一緒に前進しよう
変化を楽しもう!
冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!
進んで素早く変わり、再びそれを楽しもう
チーズは常に持っていかれる
とのことでした。
なお、物語の最後には、
最も大事なことは、新しいチーズは常にどこかにあるということ
と述べられています。
常に新しい可能性を求め、変化に敏感になり、それに適応しなければ現代社会では生き残れないと思いました。
この本はそれを示唆的に表していて、何回か読まなければ完全にものにすることは難しいと思います。
そういうわけで、これからも読み続け、記事をアップデートしていきますね!
稚拙な文章で大変読みづらかったかと思いますが、これからさらに研鑽して参りますので、ぜひご意見・ご感想お待ちしております!
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【Who Moved My Cheese? ~チーズはどこへ消えた?~】を読んで①
今回はスペンサー・ジョンソン著、門田美鈴訳のチーズはどこへ消えた?についてまとめ、感想をご紹介します!
変化していく現代社会にうまく対応しなければならないよ、という内容を示唆している本で、第110刷もあるベストセラーです。
ページ数もトータルで94ページ、また絵と格言だけで丸々1ページ使うところもあり、非常に読みやすくなっています。
構成は3部からなっていて、同級生たちによる「ある集まり」、同級生が語る「チーズはどこへ消えた?の物語」、そしてその物語を受けての同級生たちの「ディスカッション」となっています。
主要の物語部分では、2匹のネズミ「スニッフとスカリー」、2人の小人「ヘムとホー」が登場します。
それぞれが表すものは、
スニッフ: いち早く変化を嗅ぎつけることができる
スカリー: すぐさま行動を起こすことができる
ヘム: さらに悪化する事を恐れて変化を認めずに逆らう
ホー: もっといいことがあるに違いないと、うまく変化の波に乗る
という我々人間の特性です。
ちなみに皆さんはどのタイプでしょうか?
僕は何も考えずにスカリーのように行動することが多いかな、と思います。(それはそれで少し問題あり)
それでは内容まとめと感想についてご紹介します!
読んだ後、自分はどのタイプだったか、そしてこれからどうするか、ご意見ご感想をいただけましたら幸いです!
前提
- ネズミのスニッフとスカリー
- 物事を単純に考える
- 小人のヘムとホー
- 物事を複雑に考える
- 人であるという強力な信念から優位に立ちたがる
迷路でチーズを探し、見つけるとチーズを食べては家に帰る生活
- スニッフとスカリー
- 毎日注意深く周囲を観察
- 何か変化はないか確認
- ヘムとホー
- チーズが与えられることに満足
ある日、いつもの場所にチーズがなくなっていた
- スニッフとスカリー
- 現状分析無し
- 新しいチーズを探しに迷路へ
- ヘムとホー
- 絶望し、怒りに溢れ、現実逃避
- なぜないか分析
- 毎日同じ事を繰り返す
- チーズがかつて置かれていた場所へ、再び置かれる事を期待
- ヘム
- 現状維持を好む
- いつかチーズが現れる事を待つべき
- ホー
- 動けば良いことがあるかもと思う
- 恐怖心やヘムの考えを受け入れ、一歩を踏み出せない
物語の流れ: ホーが迷路で気付いたことを壁に格言として書きながら進む
ストーリーと格言、それに対する感想
もし恐怖がなければ何をするだろう
ホーはついに迷路に旅立つ決心をすると同時に、自分を奮い立たせて迷路に入った。
新しいことを始める際、必ず恐怖心や羞恥心はあると思います。
しかし、その感情がないとした場合、自分は何をしたいだろうか、と考えることで、最もハードルが高いと思われる最初の一歩を踏み出すことができるのだと思いました。
常にチーズの匂いを嗅いでみること、そうすれば古くなったことに気付く
迷路では苦労しながらも進み続け、それと同時に「何が起こっているか注意深く見ておけば、変化に備えておけば」と後悔していた。そしてもっと変化に注意深くなろうと考えた。
これは現代社会の自身の仕事領域で当てはめると、現在使っているソフトや考え方に相当すると思います。
常にそれらの情報を収集し、時代は何を求めているのかについてアンテナを張っておかなければ、この変わりゆく時代に取り残されてしまうと考え、少し恐怖心が芽生えました(^^;)
新しい方向に進めば新しいチーズが手に入る
恐怖に駆られながらも、自分を奮い立たせさらに奥へ進んだ
正直、必ず手に入るかは分かりませんが、そこは臨機応変に対応し、すぐさま道を変えることが必要なのかなと思いました。
最初の変化に対する恐怖心を乗り越えてしまえば、道を変えることは大したことないと思ったからです。
まだ大きな変化に直面したことはないですが、臨機応変さは変化に対応する上で重要になるのかなと思いました。
恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる
恐怖がなければ何をするかを考えて進み続けた
これは特に感想はありませんが、とりあえず最初の一歩を踏み出す、そして進み続けるためには恐怖を乗り越えるんだなぁと思いました、薄くてすみません(笑)
まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
新しい場所にある新しいチーズのイメージを明確に持ちながら進むと気持ちも楽になり進み続けた
このパートでは、ゴールの姿を明確にすることが重要だと思いました。
変化の先にあるゴールを明確にすることでそれに向けた計画や努力の仕方も変わってくる上、ポジティブな気持ちで臨むことができると思いました。
ちょっと長くなってしまいましたので一旦ここでページを区切りますね!
ホーは無事チーズを見つけられたのか、そしてまたどんな格言を残し、どう結果をまとめたのか、ぜひ次でチェックしてください!